ベリー系のフルーティーさを持つ、
ワインウッド リザーブ(ワイン樽後熟)です!
< 蒸留所(肥土氏)より、コメント >
本製品は、赤ワイン熟成樽の空き樽を
ウイスキーの後熟に使用しました。
熟成樽を入れ替えるというひと手間が、通常の熟成とは
異なる複雑さをウイスキーに与える事となりました。
モルト100%のウイスキーの華やかさと、豊潤さに、
フレンチオーク樽による個性が加わりました。
フルーティーなトップノート、ビターチョコレート、
オレンジピールなどの複雑な味わいが特徴です。
使用している原酒は羽生蒸溜所モルトをキーモルトに、
数種のモルトをヴァッティング、フレンチオーク製の
赤ワイン樽で後熟したピュアモルト(注1)です。
ワイン樽は、勝沼のワイナリーで使用されていた
国産ワイン樽です。
樽材はフレンチオーク、マスカットベリーAと
メルローを熟成していた樽を2種類使用しています。
また、ウイスキー本来の味わいを楽しんでいただくために、
冷却濾過(注2)や人工的な着色はしておりません。
注1:モルト同士をブレンドしたものでモルト100%ウイスキー。
ブレンデッドモルトともいう。
注2:冷却濾過とはウイスキー、特にモルトは低温になると
成分が析出しオリとなり沈殿物が発生する。
この沈殿物が発生しないように、あらかじめ冷却して
オリを発生させて濾過すると濁りが出なくなる。
しかし同時に旨み成分も取り除き、味わいがやせてしまう。
本製品ではこの冷却濾過をしていない(ノンチルフィルター)ため、
オリや濁りが発生する場合がありますが、品質には問題ありません。
製品名: イチローズモルト ワインウッドリザーブ
アルコール分: 46%、
原材料:モルト
容量:700ml
ノンチルフィルター、ノンカラー
<テイスティングノート>
カラー:赤みを帯びた褐色。
トップノート:フルーティー、チョコレート
味わい:ビターチョコレート、オレンジピール、フルーティーでビター。
加水により徐々にマイルドでフルーティーさが際立つ。
フィニッシュ:ややビターでフルーティーな余韻。
<酒のやまいち コメント>
久々に、イチローズモルトからワインウッドリザーブが届きました!
今回は、初めての試みとなる国産ワイン樽とのコラボレーション。
イチローさんがどのような味わいを作り上げてきたか、
興味津津でしたが、まさかこれほどとは思いませんでした・・・。
ワイン樽のウィスキーは、一般的なバーボン樽やシェリー樽とは違い、
使用していたワインの品種や熟成方法、熟成期間、使用するウィスキー
との相性など、様々な要因により色々な味わいに変化します。
それは、ワイン樽を使用する事により、相乗効果で良くなることもあれば、
逆に悪い方向へ言ってしまう事もあるという事です。
しかし、そこは“流石”イチローさん。
香りは、特徴的なワイン樽のベリー系の香り、完熟したドライフルーツの
落ち着いた香りと、チョコレート系のビターな香り。
華やかだけではない、大人の雰囲気が感じられます。
ワイン樽に負けないボディの太さ、バランスのよさ、後からじわじわと
感じさせる甘やかさと、全体を引き締めるほのかな酸味とスパイシーさ!!
加水をするとまろやかになり、また違った一面を見せてくれます。
香り・味わい・余韻。
どれを取っても素晴らしい!!
羽生の原酒は比較的素直な原酒ですので、馴染みが良く、どのようなものでも
相性の良さを感じさせますが、これを最初に飲んだ時、さすが!!と唸らせる、
肥土氏のブレンディング技術には驚かされます。
もはや安定感を超えて、違う領域に達しているのかとさえ思ってしまいます。
季節は秋になり、ラベルに描かれた秋の紅葉を思わせる葉っぱの美しい紅は、
季節感が出ており、これからの時期に非常にマッチしています。
(もちろんワインの赤をイメージしたのでしょうが・・・)
DD(ダブルディスティラリーズ)、MWR(ミズナラウッドリザーブ)と
並べて陳列していただきますと、緑・ゴールド・赤の3色で目を引きます。
限定本数となりますので、是非お早めにご注文お待ちしております。
※当商品は冷却濾過を行わないノンチルフィルターの為、
低温下で保管する際にオリや濁りが出る場合がございますが、
品質には問題ございません。
【当店はイチローズモルトの製造・販売を行う株式会社ベンチャーウイスキー様と
直接取引をさせていただいている『正規特約店』です】