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ヒューガルデンの産みの親、
「ピエール・セリス」のレシピを受け継ぐ、
美味しいホワイトビール!
ベルギー・ヒューガルデン村、ヒューガルデン醸造所(当時デ・クライス醸造所)
の火事により経営から離れることとなった創業者の故ピエール・セリスが
クラフトビール熱高まるアメリカ・テキサスのオースティンにて
1992年に立ち上げたセリス・ブルワリー。
ピエール・セリスがすべてをかけて生まれた「セリス・ホワイト」が
この度、娘のクリスティーヌ・セリスと孫の醸造家デイトナによって
再興されたアメリカの醸造所にて醸造開始。
当時のセリス・ホワイトのレシピを引き継いで醸造されたセリス・
ホワイトには小麦だけでなく当時のホワイトビールにも使われた
オート麦を使用。ラベルの右から2番目が当時トムシン醸造所にて
働いていたころのピエール。当時の写真をもとにして描かれている。
<スタッフ テイスティングコメント>
・カラーはグリーンがかったイエロー。
雪のように細かい泡がキラキラと光り、乳酸系と酵母の混ざった香りと、
洗練されたフルーティな香りがします。
泡から感じるほど、ハッキリとしたレモンの様な柑橘系の酸味が感じられ、
アルコール感はほとんどありません。
爽快な口当たりと喉越しでついつい止まらなくなる美味しさ!
とても飲み易いので、カクテルが好きな女性にもオススメです。
【商品概要】
商品名:セリス・ホワイト
アルコール度数:4.9%
内容量:355ml
原産国:アメリカ
原材料:麦芽、小麦、オート麦、ホップ、
コリアンダーシード、オレンジピール
【ヒューガルデン村から始まったピエール・セリス一家3代の物語】
ヒューガルデン・ホワイトが誕生する以前、ベルギーブラバント州のヒューガルデン村の一帯では小麦を使ったビールが作られていたものの、1957年にトムシン醸造所が廃業することとなり、最後のホワイトビールがこの世から途絶えてしまった。
このトムシン醸造所にて働いていたこともある牛乳屋のピエール・セリスは(セリス・ホワイトのラベルにはトムシン醸造所にて働くセリスの当時のものが描かれている)ホワイトビールを懐かしがる年配の声を聴き、ヒューガルデン醸造所を立ち上げた。そこで生まれたビール「ヒューガルデン・ホワイト」はあっという間に村を飛び越えヨーロッパ中で名声を得るようになる。
しかし1985年ヒューガルデン醸造所が火事となり、結果的にセリスは財政的理由から醸造所を現在のアンハイザー・ブッシュ・インベヴへと手放す事となる。そこに自分が残ることをためらったセリスは次の夢を追うことにした。
ピエール・セリスは娘のクリスティーヌ・セリスと、今度はクラフトビールの広がりを見せ始めたアメリカでホワイトビールを広げようと決心したのだ。セリスは輸出先として取引があったテキサスにまだクラフトブルワリーが存在しない事もあり、テキサス州のオースティンに1992年セリス・ブルワリーを設立。そこで生まれたビールが「セリス・ホワイト」である。
ビールの評判は最高としか言いようがなかったが、醸造所は最終的にミラー社の物流参加から結果ミラー社へ売却されてしまうこととなり、ミラーも2001年セリスブルワリーを閉鎖することとなった。
その後、セリス・ホワイトはベルギーのヴァン・スティーンベルグ醸造所にて醸造が行われたが、ピエール・セリスは2011年の4月9日この世を去った。
ピエールの意志を継ぎ、2017年に娘のクリスティーヌ・セリスが孫娘のデイトナ(醸造を担当)とともにセリス・ブルワリーをテキサス・オースティンに17年ぶりに復活させた。セリス・ホワイトを当時のレシピにて醸造を開始することになったのである。
セリス氏がベルギー、ヴァン・スティーンベルグ醸造所にて醸造を始めたセリス・ホワイトと違い、このセリス・ホワイトは当時のヒューガルデンやセリス・ホワイトに使用されていたオート麦や当時のレシピを再現して現在醸造されている。